ウインカーポジション化しましたの図

本来ウインカーは通常消灯していて、方向指示時または非常点滅時に点灯するような仕組みになっています。
時々見かけるのですがスモール点灯時にうっすらとウインカーを点灯させて、方向指示時にはさらにあかるく光るように改造してある車があります。
ネットで調べたところ、ポジションランプ化専用のキットが販売されているようで大体3,200〜3,700円程度の回路を組み込むようです。 たかだかポジション化に3,000円以上も掛けたくなかったのでちょっと調べてみました。

手持ちのW球ソケットを眺めていたところ、そこまでお金を掛けなくても出来そうだったので自力でポジションランプ化してみました。

必要な材料はZ32で使われていたテールランプのハーネスキット片側一式です。通常は電極が2つのみのポジション専用ソケットがウインカーに使用されていますが、これをW球のソケットに交換することによりウインカーをポジション化できるのです。
Z32のテールランプハーネス片側にはW球のソケットが2つついており、それぞれを左右のウインカーソケットと交換するだけのお手軽改造です。

本改造は車検が通らなくなります。また整備不良の指摘を受ける恐れがあります。

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テールランプのハーネス片側一式です。解体屋などで仕入れると数百円もしないと思います。運が良ければ『タダであげる』ってな感じでしょう。

左側がブレーキランプ、右側がウインカーに使われている電球です。今回はブレーキランプ側のソケットと電球を使います。

ところがウインカー用のソケットとW球用のソケットはツメの位置が違っていてそのままでは挿せません。そこで不要なツメを切り取ってしまいます。

ニッパーで荒落とししてカッターナイフで仕上げます。

配線は簡単♪ブレーキランプの片側の配線をポジション電源、元々のウインカー電源を新しく取り付けるW球のウインカー電源として横取りします。あとはアースラインを黒い配線から横取りです。つまり片側3つの配線を行います。

これがポジション球点灯時の状態です。ちょっと明るすぎるかな?(^^;

こちらがウインカー(ハザード)点灯時です。ちと光の変化が判りづらいかも・・・

しかぁぁ〜〜〜し!道交法では方向指示器の動作が「点滅」であり、「明暗」ではないのです!

そこで改良を加える事に・・・to be continued.