イリジウムプラグに交換しましたの図

アーシングの強化とHATZスーパーインテーク(HATZ SPD)を装着しましたがプラグからの発火量が増加すると思われるため、純正のプラチナ・プラグからイリジウム・プラグへと交換しました。

プラチナ・プラグは酸化しないためその点では有利ですが、融点と硬度がタングステン・プラグよりも低いのです。エンジンを高回転で回すスポーツ・タイプの車では不利ですね。

今回、イリジウム・プラグに交換する事によって10万Kmプラグ交換無しを目的としました。
↑訂正します。イリジウム・プラグの寿命は一般プラグと同じくらいで、15,000〜20,000Km程度だそうです(^^;;; ↓も訂正m(_ _)m

実際、最近の車種にはイリジウム・プラグが純正採用されているそうです。プラチナ・プラグよりも高寿命で高回転時のスパークにも耐えうる仕様となっているためです。

さて、早速交換します。でもプラグを買ってきたばかりなのでエンジンが冷えていません。ボンネットを開けたまま1時間ほど放っておいたら触っても熱くないくらいに冷めていました。

作業時間は1時間30分程度。途中、ネジを落とし込み、先輩に救援の電話を掛け、マグネット・キャッチを拝借するハプニングもありました(^^;;;

やってみると意外と難しく、意外と簡単。どっちやねん!(x_x) ☆\(^^;) ぽかっ
いやいや、おててが思いっきり汚れるのを我慢すれば結構楽しい作業ですが、もうやりたくありません(^^;;;

交換してみた感想ですが、これまた意外や意外!トルクが太くなってる?!なぜ?どうして?
ギアをローに入れアクセルを踏み込んでみるといつもの踏み加減でもいきなり急発進するほどでした。
近所を試走してみましたが、とても運転しやすくなりました。これは期待していなかった事で嬉しい誤算です。

試走途中、BMWのなんとか(グレードとかは知りません。BMWには全く興味がないので。。。)と信号待ちで並んだ所、ちらりとこちらを見て信号ダッシュを挑んできたので受けて立ちましたが、ローギアからセコンドギアへ入れる付近で、あっさりと引き離してしまいました(^^;;; BMWも結構アクセルを踏み込んでいるようでした。だって、音がうるさかったから(笑)

しかし、エンジン自体は全く手を加えていないのに、これ程のパワーが出るHATZやアース・ボンディング、それからイリジウム・プラグは侮(あなど)れません。ROMチューンしようと考えていましたが、必要なさそうです。

写真をクリックするとさらに大きな画像が表示されます。

今回購入したNGKのイリジウム・プラグです。Z32推奨品を購入しました。6気筒分必要なのです(T_T)

さっそく開封してみます。発火ポイントは0.6mmだそうです。確かに細いですね。

最近の車にはプラグレンチが付属していません。86トレノには付いていたんだけどなぁ。。。新品を購入しました。

いま付いているプラグを取り外します。まずはプラグに被さっている部品(品名知りません(^^;;;)を外します。

このような角度でプラグレンチが入りますが、これがまた固着して回らないのです。取っ手の部分にタイヤ交換用の十時レンチを被せて無理矢理回します。『パキン!』と、かなり大きな音を立てて回りました(^^;;; 左上の黒いキャップがプラグに被さっていた部品です。

取り外したプラチナ・プラグです。綺麗に焼けていますね。エンジンの調子はプラグを見るべしのセオリー通りです。

この部品がプラグに被さっていますが、これがくせ者。プラグをくわえ込んでなかなか外れません。しかし色々な工具を使い、てこの原理で簡単に抜けてしまいました。

ストラット・タワーバーも邪魔になりますので取り外しました。

プラグを抜いた状態のエンジンヘッドです。写真で見る分には浅そうですが、結構深いのです。ここにネジや異物を落とし込むと大変です。

一番奥(運転席側)のプラグを交換するためには、バランス・チューブを取り外す必要があります。これがまた大変でした。周りの補器類を取り外してからの作業となりました。

バランス・チューブを取り外した後はぽっかりと穴が空いていますので、ゴミが混入しないようにガムテープで目隠しをしておきます。この穴、もしくはバランス・チューブにO(オー)リングが付いていますので紛失しないように注意が必要です。

実はバランス・チューブを取り付ける時、写真右上の場所へネジを落とし込み、先輩へ救援を求めました(^^;;;

6番気筒が一番面倒でした。バランス・チューブが邪魔でうまく工具が使えません。バランス・チューブに付属しているゴムパイプのねじれを気にしつつ、一気にプラグを交換しました。