ミッションオイル交換しましたの図

約1年ほど悩まされ続けたシフトアップするときの2速でのシンクロ鳴き。これまで2度、ミッションオイル交換や添加剤投入、HATZペイントを塗ったりとしてみましたが、なかなか効果が現れません。

エンジンオイル添加剤としては定評のあるSX−8000のギアオイル版SX−6000なるものがある事を知りました。そこで、最後の頼みで投入してみました。これで直らなければミッション載せ替え決定です。

シフトレバーを抜いてそこから投入しようとしたのですが、思わぬ落とし穴が(^^;;;

「投入後、30Km走行しなさい」と説明書きの通り、きっかり30Km走行してみました(笑)はっきりとした効果が現れるのは1,600Km走行後との事なのでしばらく辛抱して慣らしてみることにします。
 
その後。。。

数百Km走行したが一向に直る兆候すら見られない。
知り合いの修理工場に聞いてみたところ「クラッチが完全に切れていない」とのこと。どうやらクラッチプレートやその前後のパーツが熱で曲がり、クラッチペダルを踏み込んでも完全に切れないとなり、ギアを引きずりながらシフトチェンジしているらしい。

これを修理するためにはミッションを降ろしてクラッチプレートの交換&念のためミッション・オーバーホールとなるがとてつもない金額となる。

今のところ、シフトアップするときにはダブル・クラッチを使って走行している。2〜3日で慣れてしまうもので、自然と左足が二度踏みするようになる。

写真をクリックするとさらに大きな画像が表示されます。

イエローハットで6,500円。ケントレットでも6,500円でした。

箱の中身です。中はハイポイド・ギアオイルの臭いがしました(^^;;; 臭いっす。

さて、シフトレバーを取り外すためにはここから手を着けます。コンポのインパネを外します。ドライバーの先の部品を外すと隠しネジが出てきます。

黒く写ってわかりづらいですが、先ほどの写真の部品を外すとネジが出てきます。

もう一カ所、隠しネジがあります。コンポの真上の隠し蓋を外します。

こちらはネジが見えますね?左右2カ所を止めてあります。

インパネ自体は板バネで止めてありますのでこじって外します。無理に外して割らないようにします。

インパネが外れた状態です。下枠に2本のネジが見えますが、まずこれを外します。

もう一本、灰皿を外すとネジが見えます。これも外します。

シフトノブを反時計方向に回して抜きます。

プラスチックカバーを外すとシフトノブがむき出しになります。

ノブのブーツを取り外した状態です。ゴム製なので簡単に外れます。

シフトレバーを固定している板を外します。4カ所ネジ止めしてありました。

さらに1本のナットをゆるめます。

この部品もゴム製です。

やっとシフトレバー全体が見えてきました。

ところが!!Z32のシフトレバーはリモコン式で、真下にはドライブ・シャフトしか見えていません!!なんてこったい!!

結局、ケントレットへ持ち込み、BPのミッションオイルとともに添加剤を投入してもらいました(^^;;;