モール塗装してみましたの図

平成7年式のぜっとん号も経年劣化の波には勝てずウインドウモールやルーフモールの劣化が目立ってきました。
新品部品に交換すると見違えるほど変わるものなのですが何せフェアレディZです。一式交換すると数万円近くの金額となります。高々モールに数万円は高すぎる!

フェアレディZのモールは単なる塗装ではなく、ゴム質のものを吹き付けたものとなっています。しかしコストパフォーマンスを考えると普通に塗装した方がいいに決まっています。塗装色は純正色のガンメタも考えましたがつや消しの黒をチョイス。

まずはモールの取り外しから・・・
結構面倒(^^; でも車に取り付けたままの状態ではマスキングやら他の場所に塗料が飛んだりと面倒なので頑張って外します。外れてしまえばこっちのもの、あとはじっくりと塗装です。

でもここで注意点が・・・
どんなにボロボロのモールでも元々の吹きつけ塗装は剥がしちゃダメです。全部剥がそうとするとエッジの部分のゴムまでそぎ落としてしまうことになってしまうのです。しかも元気な塗装部分はカッターナイフ程度では剥がれてくれません。結局、片側のモールは元々の塗装の残りとそぎ落とした部分の段差が付いた状態になってしまいました。(ToT)

写真をクリックするとさらに大きな画像が表示されます。

あらら〜〜〜(ToT) とっても汚いですね。

白いクリップで止まっています。モールをいきなり引き抜いて壊さないようにしましょう。

カーブに沿うように引き抜きます。結構固いです。おててを切ったりしないよう注意!

さて左側ウインドウモールの抜き抜き手順です。

キャップが付いていますのでこれを車体後方へ引き抜きます。これまた結構固いです。

真後ろから見た状態です。中に先ほどの白いクリップが見えると思います。これを前(だったか後ろだったか・・・)にスライドさせます。

クリップを抜くとこんな状態になります。

あとは一気に引き抜き!

下の方にはフェンダーとの間にゴムブロックが付いています。2本の細い足で刺さっていますが引き抜くときにブチ切れます(^^; 無くても大差なさそうです。

これはやっちゃダメです(^^; 完全に剥がすのなら止めませんが。。。

あいや〜。ここまでやったら後には引けませんね。

では塗装へ。まずはプライマーで塗装の下付けをします。これをやると塗装の乗りが良くなります。

プライマーを乾かして・・・

今回はつや消しの黒で塗ります。

薄く、薄く、、、が基本です。

べたべたになってしまいました(^^; じっくりと乾かしましょう。

外したときの逆の手順で組み込みます。

白いクリップを挿して完成。 ってキャップも忘れずに!

元の状態と比べるといいできばえです。

Tバールーフのモールは後日・・・ で、簡単そうなリアゲート手前のモールも塗装しましょう。

こんな小さいモールなのにクリップ2個(^^; それにしてもモールの下は埃で汚れまくってますね〜 パーツクリーナーで綺麗にしました。

助手席側はこんな状態で外れています。クリップが車体に残っています(^^;

Tバールーフとドアのモールは後日作業しましょう・・・ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ・_・)┘撤退