キーレス・エントリを交換しましたの図 |
中古で購入時から純正の電波式キーレス・エントリが装備されていましたが、これがまた電波の飛びが悪いのです(>_<;)
調べてみたところ、ル・モンドという所から発売されている「ドアロッくん」なるキーレス・ユニットを探し出しました。
ネットで装着した方々のレポートを読むと結構評判が良く、この商品を採用する事としました。
ドアロッくんには2タイプあり、廉価版はキーレスの機能のみでもう一つはセキュリティ・システムも備えたものでした。
元々セキュリティ・システムは取り付けていたので廉価版でも良かったのですが、間違ってリモコンでドアロックを解除したままにしておいてもリロック(再ロック)を自動的にしてくれないのです。これではセキュリティが甘くなります。そこで奮発してセキュリティ付きのタイプを購入しました。こちらはリロック機能付きなのです。
ドアロッくんのそれぞれのタイプの特徴としては以下のようになっています。
機能・特徴 VR-1(廉価版) VR-10(セキュリティ付き) 価格(販売店によってばらつきがあります) 10,000〜17,800円 17,000〜2,4000円 キーレス・エントリ ● ● リモコン・トランクオープン ● ● 警告LED ● ● ハザード点滅 ● ● スモール点滅(ハザードと排他動作) ● ● 異常警告(セキュリティ) ● 半ドア警告 ● オート・リロック ● オートロック(エンジンONでドアロック) ● カーファインド(ハザードで車位置の確認) ● ●
フェアレディZのトランクはワイヤー式のためリモコン・トランクオープン機能は使いませんでした。
また、日産車で集中ドアロック(運転席にはモーターがなく、助手席に付いているタイプ)は運転席側にドアロック・モーターが必要となりますが、ぜっとん号の場合は元々純正キーレス・エントリが内蔵されていましたのでそのまま流用しました。
てっきりドアロック・モーターが必要だと思ってオプションのモーターを購入してしまったのです。(^-^;)
また、キーそのもののオプションも用意されていて、リモコンに装着することが出来るようになっています。1本だけ購入しました。
「カ○の110番」へ持ち込み、カットしてもらおうとしたところ、持ち込みする客は居ないらしく、店の人が本部へ電話して確認。持ち込みも店舗で用意した鍵で作成する金額と同じ800円との事(-"-;) 鍵代くらい負けて欲しいものです。カ○の110番らしい対応です。結局、日産純正のキー作成も出来るとのことで、オリジナルカット(新品の状態)で作成してもらいました。1,000円アップの1,800円掛かりました。
作業自体は回路図さえあれば作業は難しくありません。逆に回路図が無い場合は配線を一つずつ当たって調べる必要があります。あとはエンジンルームと室内との結線方法をどうするかです。
作業時間は3時間程度でした。ドアロック・モーターの取付を行う場合は6時間は見ておいた方がいいでしょう。
取付も無事完了して、動作確認。どの機能もきちんと動作しました。ただ、ぜっとんはキーレス・ユニットの電源を運転席足元のヒューズから横取りしていたのですが、このヒューズを挿す場所を間違え(間違えるなよヲイ!)、ハザードスイッチを押してもハザード・ランプが点滅せずに焦りました。隣の「オーディオ2」なる使っていない場所に挿していました(^^;;
どのくらい電波が飛ぶか試してみたところ、30mほど離れた部屋からも電波が届きます。以前から付けていたセキュリティ・システムも部屋から電波が届きますので下手にリモコン類を触るとセキュリティが解除されてしまいますので注意しないと。。。
取付後しばらく使ってみましたが不満な点が見えてきました。
イグニッションをONにして30秒ほど経過すると自動的にドアロックしてしまう「オートロック機能」です。イグニッションOFFでロック解除までやってくれるのですが逆に不便なのです。と、いうのも駐車場にバックで入れるときにドアを開けて後方確認するのでいちいち手動でロック解除を行ってからドアを開けなければいけません。しかも車速感応式ではなく、タイマー式なのです。
(エンジンを掛けた後のドア閉めに関してはインターロックがとられていて、キーの詰め込みは無いように作られています)
元々フェアレディZにはオートロック機能は付いていませんし、万が一の事故の時に外部からドアを開けることができませんので解除したい!!ネットで検索したら一発で出てきました(笑)みなさん同じような事を考えていらっしゃいます。ユニットを分解すると3連のディップスイッチが出てくるらしく、そのスイッチの1番と2番をOFFに設定することでオートロックを無効にできるそうです。
文献:メカファンレポート by きたっち
ドアロッくん取付レポートへのショートカット:ドアロッくんセキュリティーV取付け
写真をクリックするとさらに大きな画像が表示されます。今回購入した「ドアロッくんセキュリティーV(VR−10)」です。ネット通販で17,800円でした。箱の上部に乗っている専用キーは800円です。
さっそく開梱してみます。なにやら色々と出てきました。わくわくしますね(笑)警報機が意外と大きくびっくりしました。リモコンも2個付属していますので紛失時や故障時も心配ありません。家族で車を共用される方も安心ですね。
いきなりフロントのタイヤを外してます(笑)実はここから作業が始まるのです。説明は後ほど。
エンジンルームに警報機を装着する場所を選定している所です。マスターバックの前に上手い具合にスペースがあり、しかも警報機の取付穴2カ所と同じ間隔のボルトがありました。
車を前から見てマスターバックの左側です。ヒューズ&リレーボックスの後ろのユニットを取り外します。ここにフェンダー内へと繋がるわずかな穴が開いています。ここに警報装置の信号線を通す事にします。
さて、今度はフェンダーの中です。タイヤを外していたのはここを覗くためでした。タイヤハウスのインナーをめくるとエンジンルームへと繋がる穴が見えます。
ドアの根本に出てきますのでここから室内へと通します。針金を使い貫通させておきます。
そして、信号線を針金に巻き付け、一気に引っ張ります。これで難なく電線を通す事が出来ました。
今度は警報機の取付です。警報機の取付穴が小さく、リーマを使って穴を広げました。
これで警報機の取付が完了です。電源の配線はまだやっていません。キーレスユニットの配線がまだですので誤動作して大音量で鳴られるのを防ぐためです。
これはバモス@大原さんに取り付けてもらっていた「ハザード・フラッシュ」のユニットです。ドアロッくんにはハザードまたはスモール点滅の機能が付いていますので取り外します。右下に見えているスポンジでガードしてあるユニットが純正のキーレスユニットです。
純正のキーレス・ユニットを外すと緑色のカプラだけが残ります。ここから各種信号を取り出すことにしました。
室内側の配線が完了したところで、エンジンルームの警報機電源を配線します。+側のラインがバッテリーまで届かなかったので延長しました。
動作を確認したら配線をまとめます。先にまとめてしまうと動作しなかった場合に大変な目に遭います(^^;;; 写真は撮っていませんが、この他に警告LEDの装着とウインカーラインへの配線が必要です。
ウインカーラインは運転席から見つけるのは結構大変です。実は見つけだせませんでした。ハザードスイッチ近辺より配線する方法もあります。ぜっとんの場合、リアウインカーまで配線しています。これがリモコンです。キーもカットしたものが付いています。最近の純正キーレスはこんな感じですよね?
おまけ。回路図です。純正のキーレス(電波タイプ)を交換する方は参考にしてください。KONさん提供です。
ところが!1ヶ月ほど経過したある日、ロックしなくなったのです(^-^;) よくよく調べてみたらエレクトロ・タップの部分が接触不良を起こしていました。